社内外でマスク着用、県内3割超 全国平均上回る
東京商工リサーチ郡山支店が11日発表した新型コロナウイルスに関する県内企業調査によると、マスク着用のルールについて33・3%が「事務所、外出先ともに着用」と回答し、全国平均の20・1%を13・2ポイント上回った。
調査は、政府がマスク着用を個人の判断とした3月13日以降となる4月3~11日に実施した。「事務所、外出先ともに個人の判断」が30・1%で続き、「事務所では着用、外出先では個人の判断」が20・6%、「事務所では個人の判断、外出先では着用」が15・8%だった。
新型コロナの企業活動への影響については「継続している」が53・1%で過去最低、「すでに収束」が34・3%で過去最高だった。今年3月の売上高について、コロナ禍前の2019年3月と比較して増収となったのは32・1%で、減収が67・8%だった。
新型コロナの5類移行が受注に与える影響については、82・7%が「変化はなさそうだ」と回答した。