高齢者の健康増進図る 田村市、70歳以上にサポート事業利用券

田村市で始まった高齢者健康長寿サポート事業。タクシー運賃などの支払いに使用できる利用券を交付している
田村市は10日から、市内在住の70歳以上の男女を対象とした高齢者健康長寿サポート事業を開始した。市内の日帰り入浴施設などで使用できる「高齢者健康長寿サポート事業利用券」を交付し、健康増進や社会参加の促進を図る。
利用券は5千円分で、300円券10枚と200円券10枚を交付している。日帰り入浴施設のほか、運動施設の料金、タクシー運賃の支払いに使用できる。
申請は、市役所の高齢福祉課と各行政局市民係、出張所で受け付けており、マイナンバーカードや健康保険証など本人確認ができる書類が必要。10月から来年3月29日までに申請した場合は半額の2500円分を交付する。市の担当者は「運転免許を持たない方などの外出する機会が増えてくれたら」と話す。
利用対象施設次の通り。
星の村ふれあい館、老人憩の家針湯荘、老人憩の家寿楽荘、神田の湯、スカイパレスときわ、常葉老人福祉センター、あぶくま高原の宿開宝花の湯、四季の宿天瑞、聖石温泉、富士の湯、スポーツクラブコミスポ、田村市運動公園運動教室、田村市パークゴルフ場、ミライズボディ、はばタクシー、ほていやタクシー、田村らくらくタクシー