東北6県、宿泊252万8300万人 2月統計、日本人は福島県最多

 

 国土交通省東北運輸局が16日発表した、今年2月の東北6県の宿泊旅行統計調査結果によると、日本人と外国人の宿泊者は計252万8300人で、前年同月と比べて33.6%増加した一方、新型コロナウイルス禍前の19年2月と比べると約8割にとどまった。会見した田中由紀局長は、新型コロナ禍からの回復傾向が見られる一方、「全国と比べて東北では回復傾向が鈍い」との認識を示した。

 内訳は、日本人が243万4620人(前年同月比29.0%増)、外国人は9万3680人(同1687.8%増)。本県は日本人が72万5770人(同34.5%増)、外国人が1万9920人(同2089.0%増)だった。運輸局によると、本県の日本人延べ宿泊者数は東北で最多だった。