「ウクライナの平和に意義」福島県内の留学生、大統領来日に期待
ウクライナのゼレンスキー大統領がG7広島サミットに出席するため来日することについて、留学生として東日本国際大(いわき市)に通う首都キーウ出身のディミトロ・ダビシーイさん(20)は「戦争の解決には世界各国からのサポートが必要。サミットで支援の必要性などを発信することは、平和に向けて意味があること」と期待を込めた。
ダビシーイさんは、ロシアによる軍事侵攻で学ぶ環境を奪われ、昨年5月に同大に留学生として入学。母国に残った両親、妹と離れて生活を送る。「大統領はウクライナに必要なことを訴えるために行動している。少しでも早い母国の安定を願いたい」と語った。