初夏の福島路駆ける ふくしまシティマラソン

 
4000人のランナーが県都の中心市街地を駆け抜けたふくしまシティハーフマラソン=21日午前8時25分、福島市本町

 福島県都の中心市街地を走る「ふくしまシティハーフマラソン」は21日、福島市の誠電社WINDYスタジアム(信夫ケ丘競技場)を発着点に初めて開かれ、全国から集まった市民ランナーが初夏の福島路を駆け抜けた。

 福島市や市スポーツ振興公社、福島陸上競技協会でつくる実行委の主催。県北陸協の主管。県、県教委、福島民友新聞社などの後援。

 ハーフマラソンはJR福島駅周辺や阿武隈川沿いを通る日本陸連の公認コースで行われ、約4000人が出場した。10キロの部などを合わせると計約5000人が出場し、健脚を競った。

 沿道では、地元の音楽・ダンス団体などによる「応援隊」が福島市出身の作曲家古関裕而のメロディーを奏でたほか、躍ってランナーを後押しした。