マイナンバーに他人口座、誤登録で福島市長陳謝 「確認を徹底」

 

 マイナンバーと公金受取口座をひも付ける際に誤って他人の口座を登録していたトラブルを受け、福島市の木幡浩市長は25日の記者会見で陳謝した。

 市は「マイナポイント」を得るのに必要な手続きの支援窓口を設け、委託業者が専用サイトでの手続きが難しい高齢者らをサポートしている。

 ただ、申請の締め切りが迫った時期に利用者が殺到し、人為的な操作ミスが発生したという。

 木幡市長は「できる限り利用者本人に操作してもらい、誤りがないかの確認を徹底したい」と述べた。

 市には24日以降、口座の登録状況に関する問い合わせが約30件寄せられた。