なりすまし詐欺50万円被害、二本松の80代、キャッシュカード渡す
26日正午ごろ、二本松市の80代女性から「自宅に来た金融機関の男にキャッシュカードを渡してしまった」と二本松署に通報があった。女性の口座から約50万円が引き出されていたことから、同署は「なりすまし詐欺」事件として調べている。
同署によると、女性宅に電話があり、市職員を名乗る男が「保険料の払戻金を入金する金融機関はどちらにするか」などと説明し、「山口という職員が行く。キャッシュカードを渡してほしい」と話した。話を信じた女性は同日午前11時50分ごろ、訪ねてきた金融機関の職員を名乗る男にキャッシュカードを渡したという。現金は市内のATMから引き出されたとみられる。