郡山市でも誤登録1件、マイナンバー...キャッシュレス決済

 

 郡山市は26日、市が業務を委託しているマイナポイント申し込み支援窓口で、マイナンバーカードに別人のキャッシュレス決済サービスを登録するミスが1件あったと発表した。

 市によると、申し込み手続きのサポートをする窓口の職員が3月20日、手続きを途中で終えた来庁者の専用サイトをログアウトせず、次の人に対応したため、1人目のポイント(2万ポイント分)が2人目に登録されてしまった。職員がログアウトを怠ったことが原因という。

 1人目が再び手続きをしようとした際、申し込み済みになっていたことから、委託業者が調査した結果、誤登録が判明した。

 市は総務省が委託する事務局に誤登録を報告。2人のポイントの扱いについては今後、検討するという。

 市は委託業者に対し、総務省が通知しているマニュアルの順守を指導した。記者会見した品川萬里市長は「総務省の対応方針が確定次第、しかるべき対応をしたい」と陳謝した。