「一歩踏み出すきっかけに」 移住ドラマ、福島県内撮影が終了

田中美奈子さん(写真左)川田広樹さん(c)「姪のメイ」製作委員会
東京電力福島第1原発事故の避難指示が解除された地域への「お試し移住」をテーマとする連続ドラマ「姪(めい)のメイ」の本県での撮影が終わり、地元住民などを演じるキャスト5人がテレビ東京を通じてコメントを寄せた。ドラマの制作に協力するふくしま12市町村移住支援センター(富岡町)が14日、発表した。
コメントを寄せたのは、富岡町のワイン農園経営者の平田幸枝役の田中美奈子さん、平田の夫で地元の農家を演じたお笑いコンビ「ガレッジセール」の川田広樹さんら5人。本県での撮影は7月2~16日、楢葉町や富岡町など12市町村で行われた。
田中さんは「この作品が皆さんの勇気の一歩を踏み出すきっかけになってくれたらと願う」、川田さんは「個性豊かな地元・移住者の人たちのキャラクターと主人公の二人の成長過程を楽しんで」とコメントした。
ドラマは、都会で育った会社員男性が、めいのメイを一時的に預かるため夏休みの間、楢葉町に仮住まいし、メイや地元住民、ほかの移住者らとの関わりを通じて心情が変化していくストーリー。主人公の会社員男性を俳優の本郷奏多さん、メイを大沢一菜さんがそれぞれ演じる。
放送は9月7日から始まる。テレビ東京などのほか、民放公式テレビ配信サービス「TVer」などで配信され、福島テレビでも放送が予定されている。
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