粒は大きく甘さも上々 福島県オリジナル品種「あづましずく」

 
たわわに実った「あづましずく」を収穫する橋本さん夫妻=18日午前、郡山市三穂田町

 郡山市でブドウの県オリジナル品種「あづましずく」の収穫が始まった。同市三穂田町の橋本農園では、約60アールの畑であづましずくを栽培する橋本寿一さん(78)と妻公子さん(76)がたわわに実ったブドウを収穫している。

 あづましずくは大粒の種なしブドウ。橋本さんによると、5月末の低温で生育の遅れが心配されたが、粒が大きく甘さも上々だという。同園では20日からブドウ狩りも始まる。入園料は大人1200円、子ども800円。問い合わせは橋本農園(電話090・2600・2051)へ。