豪雨...試練乗り越え、只見駅「還暦」開業60年 祝いのセレモニー

 
くす玉を割り、只見駅の「還暦」を祝う関係者

 只見町のJR只見駅は20日、開業60周年を迎えた。節目を記念し同日、町内で各種セレモニーが行われ、関係者が只見線を活用したさらなる地域活性化に期待を寄せた。

 只見駅は1963年に開業。駅を通る只見線は2011年の新潟・福島豪雨により一部区間が不通となったが、昨年10月に全線再開通した。

 駅前で行われたセレモニーでは、渡部勇夫町長が「還暦の誕生日を迎え、これからが新たなスタート。町民と力を合わせて、利用客をもてなす環境を整備していきたい」とあいさつ。関係者がくす玉を割り、節目を祝った。

 会場では、町の風景をデザインした、ミニバイクなどに使用するオリジナルナンバープレートが交付された。

 また、同町の「季の郷湯ら里」では、鉄道好きとして知られる俳優の六角精児さんによるトーク&ライブが催された。