熱中症疑い川俣80代死亡 7月、自宅で倒れているのを家族発見

 

 川俣町の80代女性が7月下旬に熱中症で死亡していたことが21日、県などへの取材で分かった。

 県と伊達地方消防本部によると、女性が7月27日夜、自宅で意識がない状態で倒れているのを家族が発見し、119番通報した。女性は心肺停止の状態で医療機関に搬送され、死亡が確認された。今月に入り、熱中症の死者として県に報告された。

 13市町村で19人搬送、福島の20代男性重症

 県内各消防本部の21日午後5時現在のまとめによると福島、いわき、須賀川、喜多方、相馬、二本松、田村、本宮、石川、小野、中島、柳津、新地の13市町村で計19人が熱中症の疑いで病院に搬送された。重症1人、中等症4人、軽症14人だった。福島市消防本部によると、午前11時ごろ、同市の20代男性が自宅で意識もうろうとしていると家族から通報があった。同市内の病院に搬送され、重症という。