食品ロス削減へ、お店と消費者マッチング 福島市、9月から開始

福島県福島市は9月1日から、市内の登録店舗が消費期限が近いなどの理由で早めに販売したい食品をウェブサイトに出品し、消費者が割引価格で購入できるマッチングサービス「ふくしまタベスケ」を開始する。
まだ食べられるのに捨てられる「食品ロス」の削減を図る取り組み。スーパーや小売店、飲食店、宿泊施設、コンビニなど食品を販売する市内全ての店舗が登録でき、23日からサイトで申請を受け付けている。
食品は弁当やパン、菓子、野菜、果物などで、急な予約のキャンセルが発生した際も出品できる。消費者はサイトに掲載される情報から購入を予約し、店頭で料金を支払って商品を受け取る。店舗、消費者ともに手数料はかからない。
「タベスケ」はエコビジネスなどを手がけるG―Place(ジープレイス、京都府)が提供するサービスで、全国21自治体が導入している。県内では福島市が初。市は本年度予算にシステム構築のための初期費用など計約70万円を計上した。
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