福島県内5類移行後...最も増加 新型コロナ感染、前週比1.76倍

 

 県は23日、県内82カ所の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を発表した。14~20日に2072人(前週比898人増)、1定点当たり25.27人(同10.95人増)が感染。1定点当たりの感染者数は前週の約1.76倍となり、新型コロナの感染症法上の分類が5類に移行後で最も増加している。県は「今後、第8波のように増えるリスクがある」として、マスクを着用するなどの基本的な感染対策を呼びかけている。

 県は23日開いた県感染症対策連絡調整会議幹事会議で新型コロナの入院患者の状況も報告した。22日現在、前回報告した16日時点より109人多い408人が入院しており、確保病床(642床)使用率は13.7ポイント増の38.6%だった。