ごろっと「金山赤カボチャ」 出荷最盛期、甘みも強く肉厚特徴

 
糖度を検査し、色と形を確かめて出荷される奥会津金山赤カボチャ=金山町

 金山町特産の赤カボチャの出荷が最盛期を迎えている。オレンジ色のカボチャの色味や形、糖度などの数値が基準を満たしている正規品のみに、特許庁の地域団体商標に登録されている「奥会津金山赤カボチャ」のシールが貼られ、奥会津地方の道の駅などで販売されている。

 赤カボチャは一般的なカボチャより、こくがあって甘みも強く、肉厚でほくほくとした食感が特徴。奥会津金山赤カボチャ生産者協議会に所属する生産者が町内全域で栽培している。

 協議会によると、猛暑の影響は見られず、例年より色味が良く、合格率も高いという。出荷作業のピークは9月いっぱい。9月に入ると、カボチャの甘みが増していくという。

 協議会は昨年度の「豊かなむらづくり全国表彰」で農林水産大臣賞を受けた。