福島「7億円出た!」 サマージャンボ、県内で1等は9年ぶり

 
1等と前後賞が出た福島市の「南福島ヨークベニマルチャンスセンター」

 今月4日まで販売され、18日に抽せんが行われた「サマージャンボ宝くじ」で、福島市黒岩の「南福島ヨークベニマルチャンスセンター」から1等5億円と1等前後賞1億円2本の計3本が出た。本県からサマージャンボの1等が出るのは9年ぶり。みずほ銀行が29日発表した。

 同チャンスセンターの運営会社によると、ここでサマージャンボ宝くじの1等が出るのは初めてで、高額当選も直近5年間はなかったという。1等と1等前後賞は「バラ売り」で販売された。

 スタッフは「福島に運が巡ってきたと思うとうれしいし、幸運に携われたことで仕事の励みになる」と喜ぶ。訪れた人は「今度からこの売り場で宝くじを買いたい」と目を輝かせながら話した。

 同行によるとサマージャンボの1等は、本県では2013年に郡山市の郡山イオンタウンチャンスセンターから、14年にいわき市の平一町目宝くじセンターからそれぞれ出ている。