二本松の菊、シンガポールへ 超早咲きに調整、フェアで展示

 
菊をコンテナへ積み込む職員

 二本松市の秋を彩る「二本松の菊人形」の呼び物の一つで、1本の茎から三つの菊を咲かせる観賞菊「三輪盆養仕立て」が今月下旬、シンガポールの人気植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」で開かれる菊フェアに展示される。同植物園に二本松の菊が展示されるのは「千輪咲」「菊人形」に続き3度目。「二本松の菊人形」を主催する二本松菊栄会の担当者は「二本松ブランドの向上と販路拡大につながればいい」と期待を寄せる。

 例年、菊の開花時期は10月下旬で「早咲き」でも10月上旬。今回、同植物園側から「9月下旬に満開となるように栽培してほしい」との要望を受け、今までに開花させたことのない時期に合わせるため「超早咲き」に開花時期を調整した。

 二本松菊栄会菊栽培場で31日、輸出に使用される船便コンテナへ積み込みした。業者や会の職員が60鉢を室温10度に設定されたコンテナに入れ、東京都内に運んだ。船便は今月11日ごろに現地に到着する予定だ。