秋の福島県めぐれば福きたる 県とJR東、観光キャンペーン始まる

 
JR郡山駅を出発する団体臨時列車「秋をめぐれば福きたる号」=2日午前

 福島県とJR東日本が9~11月に展開する「『福が満開、福のしま。』ふくしま秋観光キャンペーン2023」のオープニングセレモニーは2日、郡山市のJR郡山駅前で開かれ、観光関係者らが本県の魅力発信へ思いを新たにした。

 内堀雅雄知事が「キャンペーンテーマの『恵み』『伝統』『日常』を多くの人に感じてほしい」と述べ、三林宏幸JR東日本執行役員東北本部長、品川萬里市長もあいさつした。関係者がテープカットとくす玉割りを行い、開幕を祝った。

 郡山駅では、キャンペーンを記念して運行された上野発会津若松行きの団体臨時列車「秋をめぐれば福きたる号」をお見送りした。

 内堀知事と斎藤陽一JR東日本郡山統括センター所長・郡山駅長の出発合図に続き、関係者が手を振って列車を送り出した。

 県とJR東は期間中、デジタルスタンプラリーや観光ツアーなど秋の本県ならではの観光資源をふんだんに盛り込んだ90の特別企画を各地で展開する。