「郡山市チャレンジ新製品」9事業所を認定 販路拡大など支援

 

 郡山市は、市内の中小企業などが開発した優れた新製品やサービスを認定し、販路拡大を支援する「市チャレンジ新製品認定事業」に9事業所の新製品を選んだ。

 市が本年度から始めた新規事業で、4~5月に販売から5年以内の製品を募集。日大工学部や郡山商工会議所などで構成する認定審査委員会で、独自性や新規性などの基準に適合した製品を認定した。認定製品は市が試験的に購入して評価し、新たな分野の開拓を試みる事業所を支援する。

 問診票や医療機器などの搬送を自動化できる「医療施設向け 配送&案内ロボット」や、ゲリラ豪雨など急な増水時に簡単に止水できるシート「WATER DAM」などが選ばれた。

 市役所で8月23日、認定証授与式を行い、受賞者の功績をたたえた。品川萬里市長があいさつし、各事業所の代表者に認定書を手渡した。会場では、認証を受けた製品の展示会も開催。関係者が開発の経緯や特長、使い方などを紹介した。