「定期購入」相談急増 県消費生活センター、「お試し価格」注意
「初回限定」などの売り文句に要注意―。福島県消費生活センターに寄せられた苦情や問い合わせなどの消費生活相談で、化粧品などの定期購入に関する相談件数が昨年度1年間に大幅に増加したことが分かった。同センターは、購入時の条件などを入念に確認するよう呼びかけている。
同センターによると、昨年度1年間に寄せられた相談件数は3703件で、前年より80件増えた。このうち「基礎化粧品」に関する相談は148件で、前年の53件から3倍近く増えた。「お試し特別価格」「初回限定割引」などの言葉につられ、1回だけのつもりで注文したが、複数回の購入が条件となる契約を結んでいたなどの相談内容が多いという。定期購入を巡っては、交流サイト(SNS)の広告を見て、内容や購入回数を十分に確認しないまま申し込み、トラブルに巻き込まれるケースも多いという。
同センターは購入の際、〈1〉1回限りの購入か〈2〉2回目以降の価格はいくらか〈3〉解約の方法―の3点を確認するよう注意喚起している。同センターの相談専用電話の番号は024・521・0999。
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