「歩こうふくしま59」スタート 初回は福島、荒川の自然満喫

晴天の下、ウオーキングを楽しむ参加者
福島県内全59市町村でウオーキングイベントを行う県ウオーキング協会の事業「歩こうふくしま59」が2日スタートした。初回は福島市で繰り広げられ、参加者が荒川周辺などの自然を満喫しながら、散策を楽しんだ。
事業は双葉町の特定復興再生拠点区域(復興拠点)の避難指示が昨年解除され、県内全ての市町村を歩くことが可能になったことから実施を決めた。約3年かけて全市町村でイベントを行い、各市町村の魅力発信や交流の拡大、健康増進につなげる。全市町村を歩いた人などに記念品を贈る。
2日はレクリエーション大会「ふくしまレクリエーションフェスタ・第10回FWAウオーカーの集い」と併せて開催。あづま総合運動公園の花広場を発着点に5キロ、7キロ、10キロのコースに計約100人が参加し、晴天のもと爽やかな汗を流した。ウオーキング歴約20年の玉川村の佐藤重光さん(79)は「四季折々の景色を楽しめるのがウオーキングの魅力。県内各地のイベントに参加したい」と意欲を語った。
本県のメタボリック症候群該当者の割合は全国ワーストレベルで、新型コロナウイルス禍に伴う外出の減少による運動不足も懸念されている。同協会の鈴木康郎会長は「多くの人に参加してもらい、体と心の健康を養ってほしい」と話した。
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