ヤングケアラー支援、福島県がオンライン研修 県内外から200人

研修会に臨む参加者ら
県は4日、大人に代わって日常的に家事や家族の世話をする「ヤングケアラー」の支援についての研修会をオンラインで開いた。受講者がヤングケアラーへの知識を深め、関係機関の連携支援の在り方を考えた。
市町村や社会福祉、教育関係者ら県内外から約200人が参加した。県が昨年度行った初の実態調査で「家族の世話をしている」と答えた小中学生、高校生は6049人おり、回答者の5.9%だった。適切な支援につなげることを目的に昨年度に続き開催した。
ヤングケアラー支援に携わる埼玉県立大保健医療福祉学部の上原美子教授が基調講演し、早期発見と継続的な支援の大切さなど支援のポイントを伝えた。元ヤングケアラーで弁護士の藤木和子さんも講演した。
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