漁船と貨物船が衝突、いわき沖 乗組員にけがなし、自力航行

 
船首の外板がはがれ落ちた漁船

 7日午前7時15分ごろ、いわき市漁協から「いわき市勿来漁港沖で漁船が貨物船に衝突した」と福島海上保安部に通報があった。同保安部によると衝突したのは同漁協所属の底引き網漁船「第2広栄丸」(6.6トン、乗組員2人)で、70代の船長と60代の乗組員にけがはなかった。

 同保安部は、衝突したとみられる貨物船についてや、事故原因について調べている。同保安部によると、第2広栄丸はいわき沖で漁をした後で、勿来漁港に向かう途中だった。船首の外板がはがれ落ちたが、浸水や油の流出はなく自力での航行が可能だという。