川南小(若松)、知事賞をダブル受賞 福島県学校緑化コンクール

 
学校環境緑化の部、学校林等活動の部で知事賞に輝いた川南小

 福島県は7日、第74回学校関係緑化コンクールの審査結果を発表した。学校環境緑化の部、学校林等活動の部ともに川南小(会津若松市)が知事賞に輝いた。

 川南小は、校内に生育している樹木を身近なものとして、さまざまな体験や学習に生かしている。具体的には、校内の樹木をきれいにして憩いの空間をつくったり、近くの水田で福祉施設と共同で「ホタルの里づくり」に取り組んだりしている。こうした点が学校環境緑化の活動として評価された。

 学校林活動では、学校敷地内の樹木を使った人里の生態系の学習や、ドローンによる樹高調査を進めている。

 学校環境緑化の部に小学校4校と中学校1校、学校林等活動の部に小学校2校から応募があった。

 ◇学校環境緑化の部・小学校 ▽知事賞・福島民友新聞社長賞=川南(会津若松市)▽教育長賞=大戸(会津若松市)▽関東森林管理局長賞=湊(会津若松市)▽県森林・林業・緑化協会長賞=喜多方一(喜多方市)

 ◇同・中学校 ▽県学校緑化推進委員会長賞=田島(南会津町)

 ◇学校林等活動の部・小学校 ▽知事賞・福島民報社長賞=川南(会津若松市)▽教育長賞=湊(会津若松市)