ねぶた、ねぷた...迫力満点 須賀川「長沼まつり」 4年ぶり熱気

威勢の良い掛け声を上げて練り歩いた長沼まつり=9日、須賀川市長沼
初秋の訪れを告げる須賀川市長沼地区の「第37回長沼まつり」は9日、地区内の金町で開かれた。地元有志や学校による、ねぶたやねぷた計7基が町内を練り歩き、街が熱気に包まれた。
新型コロナウイルスの影響で、同地区目抜き通りの金町通りでの開催は4年ぶりとなった。
出陣式で参加者が士気を高め、踊り流しや子どもみこしが元気いっぱいに出発した。よさこい演舞に続き、迫力満点のねぶたやねぷたが通りに繰り出し、おはやしに合わせて踊る「ハネト」と共に観衆を楽しませた。
地元有志らでつくる主催の長沼まつり実行委は2007年、福島民友新聞社の第18回みんゆう県民大賞ふるさと賞を受賞している。