業過致死疑い工事関係4人書類送検 死亡事故、交通規制に不備か
国見町の国道4号で4月、拡幅工事に従事していた会社員男性=当時(38)=が大型トレーラーにはねられ死亡した事故で、福島北署が業務上過失致死の疑いで、拡幅工事関係者の20~50代の男4人を書類送検したことが12日、捜査関係者への取材で分かった。送検は6日付。
送検容疑は、工事現場で責任者などを担った4人は安全管理を怠り、工事を行っていることを示す看板などの表示に不備がある状態とし、事故を誘引して死亡させた疑い。同署は工事現場での安全対策に事故につながる危険性があったとして、過失を問う必要があると判断したとみられる。
また、同署は書類送検した4人のうち1人と、東京に本社を置く法人について、工事で道路使用許可が必要にもかかわらず道路の使用許可を得なかったとして、道交法違反の疑いで書類送検したことも捜査関係者への取材で分かった。
事故は4月25日午後1時35分ごろ、国見町藤田字日向の国道4号で発生。道路の拡幅工事が行われた現場に大型トレーラーが突っ込み、水路の設置作業に当たっていた男性がはねられて死亡した。同署は6日付で大型トレーラーを運転していた男(58)について、自動車運転処罰法違反(過失致死)の疑いで書類送検した。
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