電動キックボード巡り3者協定 郡山市など、安全データ調査へ

協定書に署名した(左から)根本学部長、品川市長、宮内代表取締役CEO
郡山市は12日、電動キックボードの安全性や有効性を研究するため、日本大工学部とマイクロモビリティーサービス「BIRD」を展開するBRJ(東京都)の2者と連携協定を結んだ。
協定に基づき、同大はキャンパス内に公道を模したテストフィールドを設置し、学生を対象に実験を行う。実験では学生が電動キックボードを利用し、どういった場面で不安を感じるのかを調査するほか、機体にセンサーを取り付け、利用者の心理と電動キックボードの機体のぶれの関係などを調べる。BRJは、同市のJR郡山駅西口や市役所などで貸し出している電動キックボードに搭載されている衛星利用測位システム(GPS)の走行データを収集したり、利用者へのアンケートを実施したりする。
実証実験は11月末まで行う予定。3者がそれぞれのデータを共有、分析し、適切な運営や乗り方などを検討する。締結式は市役所で行われ、品川萬里市長と日本大工学部の根本修克学部長、BRJの宮内秀明代表取締役最高経営責任者(CEO)が協定書に署名した。同社によると、産学官の3者で同様の連携協定を結ぶのは全国で初めてという。
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