新米の季節...会津坂下産「ひとめぼれ」出荷、福島県内トップ切り

初出荷となった本年産米の検査を行う職員=13日午前、会津坂下町
JA会津よつばは13日、福島県内JAのトップを切り、会津坂下町で本年産米の主力品種の出荷を始めた。等級検査で1等米の評価を受けた約3・8トンがトラックで運び出された。
出荷されたのはひとめぼれ126袋(1袋30キロ)。同JAによると、会津地方では高温の影響で穂が出る時期が例年よりも5~6日程度早まった。9月に入ってからは気温が平年並みで推移し順調に発育しているため、多くの収量が見込まれるという。集荷目標は240万袋(約7万2千トン)。
会津坂下町の倉庫で行った初検査・初出荷式では、同JAの原喜代志組合長が「高温が続いたことが心配されるが、品質を保てるよう取り組んでいる生産者の思いに応えていきたい」などとあいさつした。その後同JAの検査を経て、コメがトラックに積み込まれた。今後、県内の量販店で販売される予定。
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