床上浸水以上の被災者対象に住宅無償提供 福島県
浜通りに大きな被害をもたらした記録的豪雨で、福島県は住宅が被災したいわき、南相馬両市の住民向けに、県営住宅や復興公営住宅などを無償提供する。原則、床上浸水以上の被災が対象で、提供期間は3カ月。被災した住宅の修繕や復旧状況により、最長1年まで延長できる。
特に甚大な被害を受けたいわき市では、県と市が合同で独自の支援策を展開する。市によると、「床上浸水」以上で一時的に住む住宅を探す市民には原則3カ月間、市や県の公営住宅を提供。「全壊」で住宅再建に長期間かかる場合、原則1年以内でアパートなどの賃貸住宅を用意する。「準半壊」以上の市民で住宅を修理する場合には、最大70万6千円を補助する応急修理制度を設ける。受け付けの概要や入居要件などは15日にも発表する。
南相馬市民向けの住宅として、県は復興公営住宅の北原団地と牛越団地を各10戸程度用意した。県相双建設事務所で15日~10月6日に申し込みを受け付ける。
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