イトーヨーカドー郡山店、24年5月にも閉店へ 経営合理化の一環

 

 郡山市西ノ内の総合スーパー「イトーヨーカドー郡山店」が来年5月にも閉店する方向で調整が進んでいることが14日、関係者への取材で分かった。既に現在のテナントへの説明が始まっており、近く店舗従業員への説明会が開かれるという。

 郡山店の閉店は、店舗を運営するイトーヨーカ堂(東京都)の親会社セブン&アイ・HDが進めている経営合理化の一環とみられる。同HDは地方の不採算店舗を中心にイトーヨーカドーの店舗数を削減する方針を示しており、郡山店について「閉店を含むさまざまな可能性を検討中だが、現時点で決まっていることはない」としている。