100歳以上、福島県内は1624人 過去最多、前年超え28年連続

敬老の日(今年は18日)を前に、福島県は15日、県内の100歳以上の高齢者(1日現在)が前年から47人増えて過去最多の1624人だったと発表した。前年を上回るのは28年連続。
県内の100歳以上の高齢者は、記録が残る1970年に5人だったが、96年には100人超、2016年には千人を超えた。13年は813人だったため、この10年で2倍ほど増えた。
1624人の内訳は、男性215人、女性1409人で、女性が全体の約87%を占める。年齢別では100歳が653人(前年同期比18人増)で全体の約40%を占め、101歳が416人(同36人増)、102歳が242人(同15人減)と続いた。
市町村別では、いわき市が227人(同6人増)で最も多く、福島市196人(同20人増)、郡山市175人(同5人増)と続いた。町村別では、南会津町40人(同4人増)、会津坂下町29人(同5人増)、会津美里町26人(同5人減)が多かった。
最高齢者は、109歳の郡山市の女性(氏名非公表)、男性の最高齢は107歳でいわき市の江尻貞雄さんだった。
県は、健康や生きがいづくりの推進に向けてさまざまな施策に取り組んでおり、長生きに寄与できていると分析。「引き続き、高齢者を含めた健康増進施策を進めていく」(健康づくり推進課)とした。
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