イトーヨーカドー「福島店」も閉店 来春にも、県内の全店撤退

福島市の総合スーパー「イトーヨーカドー福島店」が来春にも閉店する方向で調整が進んでいることが15日、関係者への取材で分かった。店舗を運営するイトーヨーカ堂(東京都)の親会社セブン&アイ・ホールディングス(HD)が進めている経営合理化の一環とみられる。
関係者によると、閉店の意向が一部に伝えられており、今後、従業員らに方針を説明する予定。イトーヨーカ堂は、福島店について「閉店を含むさまざまな可能性を検討中だが、現時点で決まっていることはない」としている。
県内のイトーヨーカドーは福島店と郡山店(郡山市)がある。郡山店は来年5月にも閉店し、セブン&アイHD子会社のヨークベニマル(郡山市)が店舗を引き継ぐ見通し。いわき市にあった平店は2021年2月に閉店している。
福島店はJR福島駅西口前に立地。フロアは1~3階まであり、生鮮食品や日用品、衣料などを販売している。ファミリーレストランや生花店、旅行代理店、エステティックサロンなども入居している。
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