ブルーインパルス編隊飛行やエアショー 「空の日フェス」開幕

白いスモークを出しながら編隊飛行するブルーインパルス=16日午前、福島空港
福島空港の開港30周年を記念した「空の日フェスティバル」は16日、同空港で開幕した。航空自衛隊のアクロバット飛行チーム「ブルーインパルス」とエアレースパイロットの室屋義秀さん(福島市)が展示飛行やエアショーを繰り広げ、青空を鮮やかに彩った。
同空港「空の日」記念事業実行委員会の主催。ブルーインパルスが同空港で展示飛行をするのは初めて。会場には約3500人が来場した。
ブルーインパルスの6機は一糸乱れぬ編隊を組みながら同空港に登場。白いスモークをたきながら航跡を描き、観客の頭上を駆け抜けた。その後、室屋さんがプロペラ機で曲芸飛行を披露し、迫力満点の飛行技に観客は歓声を上げていた。
いわき市の公務員佐原幸久さん(50)は「迫力があり感動した。大雨被害など暗いニュースが続いていたが、勇気をもらえた」と晴れやかな笑顔を見せた。ブルーインパルスは同空港のほか、県内上空を巡った。天候不順のため一部ルートを変更した。同フェスティバルは17日も開かれる。
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