「イトーヨーカドー福島店」閉店は24年5月 一部従業員退職へ
来春に閉店する方向で調整が進められている福島市の総合スーパー「イトーヨーカドー福島店」が、来年5月ごろに閉店することが17日、関係者への取材で分かった。閉店日は未定で、決定後に店頭などで知らせる。
店舗を運営するイトーヨーカ堂(東京都)の親会社セブン&アイ・ホールディングス(HD)などが16日に閉店方針を従業員に伝えた。閉店はセブン&アイ・HDが進める経営合理化の一環。閉店に伴い、一部の従業員は退職となるもようだ。
関係者によると、従業員に閉店方針を伝えた際、閉店後の雇用に関する詳細な言及はなかったという。福島店に勤める女性従業員は「仕事がなくなっては大変だ」と漏らした。
福島店はJR福島駅西口前に立地し、1985年にオープン。フロアは1~3階まであり、生鮮食品や日用品などを販売しているほか、ファミリーレストランなども入居している。
県内にはイトーヨーカドーが2店舗あり、郡山市の郡山店も来年5月にも閉店する方針となっている。
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