小泉進次郎氏、福島の海PR 南相馬サーフフェス視察、ヒラメ試食

地元で水揚げされた魚の刺し身を食べる小泉氏(左)=南相馬市
自民党サーフィン議員連盟幹事長の小泉進次郎元環境相は17日、南相馬市を訪れ、北泉海岸で開催中の震災復興支援サーフィンイベント「北泉サーフフェスティバル」を視察した。東京電力福島第1原発で発生する処理水の海洋放出に伴う風評の払拭が狙いで、小泉氏は福島の海の安全性と県産水産物のおいしさをアピールした。
小泉氏は、日本産水産物の輸入停止を続ける中国を念頭に「福島への非科学的な攻撃をはね返し、一緒に乗り越えるとの思いを確認できた。あらゆる機会を通じて応援していく」と報道陣に強調した。小泉氏は同イベントのアンバサダーを務めており、議連メンバーらと共に、地元で水揚げされたヒラメの刺し身や南相馬産のキュウリを試食した。小泉氏はヒラメを味わい「厚みを感じないくらい軟らかい」と太鼓判を押した。会場ではライブ中継に出演し、海岸の清掃に汗を流した。
小泉氏は、海外の選手も同イベントに参加しているとして「実際に海に入ったり、福島の魚を食べたりするという経験が何よりも説得力を持って(安全性を)海外に発信できる材料になる」と述べた。
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