福島の飲食店でカキ料理食べ8人食中毒 3日間の営業停止処分

 

 福島市保健所は20日、同市北町の飲食店「珍満賓館」でカキ料理を食べた10~20代の男女8人が下痢や腹痛などの症状を訴え、調査した結果、ノロウイルスによる食中毒だったと発表した。同店を同日から3日間の営業停止処分とした。

 市保健所によると、15日に同店を利用した12人のうち、8人が17日ごろに体調不良となり、医療機関でノロウイルスの疑いがあると診断された。現在はいずれも快方に向かっている。

 同店が提供したのはゆでたカキを豆苗(とうみょう)とあえて炒めた中国料理で、通常メニューではなかったという。