実りの会津路、思い思いの歩調で 新米ウオーク

 
秋色に包まれ、阿賀川の堤防を歩く6キロコースの参加者=21日午前、湯川村

 実りの秋に会津盆地の風を感じる「2023あいづ新米ウオーク」は21日、福島県湯川村の道の駅あいづ湯川・会津坂下多目的自由広場を発着点に行われた。約千人の参加者が米どころの田園風景に溶け込み、思い思いの歩調でウオーキングを満喫した。

 福島民友新聞社、湯川村などでつくる実行委員会の主催。例年同様、阿賀川堤防を通って会津若松市の神指城跡で折り返す13キロコースと、湯川村の勝常寺付近などをルートとした6キロコースで行われた。小雨がぱらつく時間帯もあったが、参加者は一歩一歩力強く会津路を踏みしめた。