公共施設6カ所「愛称」決まる 郡山市、24年4月1日から使用

 

 郡山市は25日、同市の郡山カルチャーパークなど公共施設6カ所の命名権(ネーミングライツ)を取得する優先交渉権者を発表した。郡山カルチャーパークはAGCエレクトロニクス(郡山市)が優先交渉権者となり、来年4月1日から新たな愛称「AGCエレクトロニクス郡山カルチャーパーク」の使用を始める予定。品川萬里市長が25日の記者会見で概要を説明した。

 契約期間はいずれも来年4月1日から。郡山カルチャーパークが2027年3月末までの3年間、他の5施設は29年3月末までの5年間。命名権料は郡山カルチャーパークが最高額の年額300万円(税別)で、6施設を合わせた年額は計820万円(同)を見込む。市と優先交渉権者は今後契約を締結する。

 市はすでに市内の5施設でネーミングライツを導入しており、今回を含め計11施設になる。