「ティラノ」全力疾走 三春でユニーク競技、着ぐるみで必死に

 
恐竜の着ぐるみ姿でゴールを目指す参加者=三春町・三春の里田園生活館

 米国発祥のユニークな競技「ティラノサウルスレース」が29日、三春町の三春の里田園生活館で行われ、恐竜の着ぐるみを着た出場者が必死にゴールを目指した。体をぶつけ合って競い合う人や勢い余って転倒する出場者もおり、歓声に包まれた会場を沸かせた。

 三春まちづくり公社が設立30周年記念事業として企画。全国的に人気が高まっているレースで、出場した約90人のうち半数近くは県外からエントリーした。成人の部は100メートル、子どもの部は50メートルで競った。水戸市から参加した高木泰河さん(11)は「風を受け、走りづらかったけれど楽しかった」と笑顔を見せた。