県北、会津、相双でインフル「警報」

 

 県が1日公表した県感染症発生動向調査週報(10月23~29日)によると、県内82カ所の定点医療機関から2372人(前週比151人増)のインフルエンザ感染者が報告された。1定点当たり28.93人(同1.84人増)で、3週連続で注意報レベル(1定点当たり10人以上)を上回り、県北、会津、相双の3地域で警報レベル(同30人以上)を超えた。

 医療機関の所在地別内訳は、会津保健所管内723人、いわき市374人、県北保健所管内274人、郡山市259人、福島市232人、相双保健所管内225人、県南保健所管内122人、県中保健所管内110人、南会津保健所管内53人だった。

 1定点当たりでは会津保健所管内が72.30人、相双保健所管内が37.50人、県北保健所管内が30.44人。年代別では10代以下が84.6%。県は「せきなどの症状がある場合はマスクを着用してほしい」と呼びかけている。