台風被災から4年ぶり...桑折の中北沢橋が再開通

 
完成を祝い渡り初めする地元住民ら

 東日本台風で甚大な被害を受けた桑折町北沢地区を流れる佐久間川に架かる町道3209号「中北沢橋」が完成し、地元住民らが4年ぶりの再開通を喜んだ。

 県による同地区の堤防復旧の一環で、下北沢橋と集約して橋の架け替えが進められてきた。橋長は12.80メートル。

 開通式が現地で10月11日に行われ、地元住民らが橋の完成を祝った。高橋宣博町長は「歴史的な災害を忘れず、愛される希望の橋になることを期待する」とあいさつ。関係者によるテープカットが行われた後、出席者や地域住民らが渡り初めに臨んだ。