元県職員「同意あった」 SNSで知り合い...少女にみだらな行為

 

 交流サイト(SNS)で知り合った10代の少女にみだらな行為をしようとしたなどとして、強制性交等未遂などの罪に問われた福島市渡利字原、元県職員の男(39)の第4回公判は2日、福島地裁(三浦隆昭裁判長)で開かれた。

 被告人質問で男は強制性交等未遂罪について「被害少女は抵抗したり嫌がったりする様子はなかった」と少女との同意があったと供述した。男は、少なくとも2021年以降、SNSを使って複数の少女と知り合い、みだらな行為をしたとした上で、「悪いことだと思ったが自分の欲求を満たすためだった」と述べた。次回公判は12月11日午後4時から論告などを行い、結審する予定。