新常磐交通バス...スイカでもOK 来春、新ICカード導入へ

 

 新常磐交通(いわき市)は来春にも、JR東日本のIC乗車券「Suica(スイカ)」などが利用できるIC乗車サービスを提供する。同社が6日、JR東日本、ジェイアールバス関東とサービス提供で合意したと発表した。

 新常磐交通が新たに地域連携ICカードを導入。同一カードでスイカや相互利用できる交通系ICカードのサービスが利用できる。新常磐交通が運行する浜通り地方と、ジェイアールバス関東が運行する県南地方の一般路線バスが対象予定となる。

 新常磐交通は地域連携ICカード導入に伴い、現在の「バスカード」の運用を来秋にも終了する予定。

 新常磐交通は「サービス提供で県外からの利用客の利便性向上が期待できる。バス利用の乗降データの提供を必要に応じて受けることで経路やダイヤ見直しにも活用したい」としている。