入居予定飲食店5店 大熊・大野駅西口商業施設、24年12月開所

 
大熊町が大野駅西口に整備する商業施設の完成イメージ図

 大熊町がJR大野駅西口に整備する商業施設について、入居を予定する飲食店5店、物販店、コンビニの計7店舗が決まった。町が6日、明らかにした。来年12月の開所を目指している。

 飲食店は中華料理の十川食堂(仮称、大熊町)、山形牛専門のタックルステーキ大熊町店(仮称、東京都)、イタリアンカフェ・バーのチェスティーノ(東京都)、京都ラーメンおおきに(いわき市)、和風ダイニングの葦駄天IDATEN大熊店(仮称、東京都)の5店舗。物販は文具店の双葉事務器(大熊町)。コンビニの事業者は非公表としている。

 商業施設は敷地面積約1万5700平方メートルに、店舗ごとの平屋を整備する。大野駅周辺は昨年6月、特定復興再生拠点区域(復興拠点)として避難指示が解除された。

 大野駅西口を巡っては、町は商業施設のほか、オフィスビルの産業交流施設の整備を計画し、来年12月の開所を目指す。町教委は図書館や博物館、公民館などの機能を融合させた社会教育複合施設の整備を計画しており、2027年度末ごろの完成を目指す。