福島県内のクマ目撃605件、最多に 11月6日現在、13人けが

福島県警が今年、通報などで認知したクマの目撃件数は605件(6日現在)となり、2018年以降で最多となったことが8日、県警への取材で分かった。これまで最も多かったのは2019年の602件だった。クマに襲われ、けがした人はいずれも軽傷の13人で昨年の死傷者7人(死者1人、けが人6人)を超え、18年以降で最多となっている。
6日現在の目撃件数は、前年同期比で224件増で大幅に増加している。月別では10月が68件、11月は26件と目撃が相次いでいることから、県警は注意を呼びかけている。
県警などによると、クマの餌となる木の実の不足から、餌を求めて人里近くに出没するクマが多い状況が続いているとみられる。
県警が被害防止のために求めている対策は▽カキやナシなどの果物は放置しない▽クマ鈴やラジオ、スマートフォンで音を鳴らして自身の存在を知らせる▽自宅周辺にあるササやぶなどにクマが潜まないよう、除草して見通しを良くする▽餌になり得るごみなどは自宅の外に出さない―など。
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