福島県、飲酒運転での行政処分296件 1~10月、昨年上回る
県内の1~10月末時点の飲酒関係による運転免許証の行政処分は296件で、昨年1年間の285件を既に上回った。前年同期比で53件(21.8%)増えた。県警は「飲酒運転は極めて悪質で危険な犯罪であり、厳しい処分と罰則が科される。安易な判断は自分や家族の将来に甚大な影響を及ぼす結果になる」と飲酒運転の根絶を訴えている。
296件の内訳は取り消し処分が260件、停止処分が36件。取り消し処分の原因のうち交通事故は60件で、飲酒関係が4倍を超えた。飲酒関係の行政処分は2020年以降、減少傾向だったが、増加に転じた。
県警は「(取り消し処分に伴う)欠格期間を終えても免許を改めて取得するには多くの時間と費用が必要になり、元の生活を取り戻すのは簡単ではない」と警告。飲酒運転をする恐れがある人に車両や酒を提供したり、飲酒運転と知りながら同乗したりしても飲酒運転と同等の処分が科されるとして注意を呼びかける。
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