事件や事故、不審者情報を地図で確認...防犯アプリ開発へ 福島県警
県警が防犯情報などを発信するスマートフォン向けアプリを開発していることが9日、分かった。本年度中の運用開始を目指している。「POLICEメールふくしま」と両輪でさまざまな情報を発信し、幅広い世代の防犯、安全意識の向上につなげたい考えだ。
アプリでは事件や事故、「なりすまし詐欺」の予兆電話、不審者の情報などを地図上で確認できる機能に加え、事案が発生した周辺地域の人に向けた情報の発信などを想定している。防犯ブザーのほか、警察に関する豆知識クイズなど楽しめる要素の導入も計画している。
高齢者のスマホ所持率が高くなり、若い世代にも情報が伝わりやすくするためにアプリの開発に着手した。一方、POLICEメールふくしまは登録者が約9万3000人となり、なりすまし詐欺の被害防止や、行方不明者の発見に成果を上げているため、県警の担当者は「引き続きPOLICEメールの登録にも力を入れる。まだ登録していない人はぜひ登録してほしい」と呼びかけている。
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