磐城高で私大出願ミス 生徒1人が受験できず

 

 県教委は10日、私立大学の推薦入試を希望した磐城高3年の生徒が、同校のミスにより評定の一つが基準に達していないことに気付かないまま大学に願書を提出していたと発表した。志願先の大学から同校に連絡があり発覚した。評定が基準に達していないこともあって生徒の願書は受理されず、生徒はこの大学を受験できないという。

 県教委によると、大学の推薦入試の情報を生徒に分かりやすく伝えるため、同校では進路指導部の教員が出願要件をまとめた一覧表を作成して生徒に提示している。今回、この生徒が志望した大学の推薦入試には三つの出願要件があったが、一覧表では「数学・理科・英語の評定平均値」の記載が抜けていた。

 出願期間終了後の9日に大学から連絡があった。同校の校長は10日午後、生徒と保護者に事情を説明し謝罪した。同校のほかの生徒に影響はないとしている。

 県教委は10日付で、生徒の進路の手続きに関するミス防止策を強化するように各県立高校に通知した。県教委は「態勢を強化して防止につなげていく」(高校教育課)としている。