飛ばせ!お手製ロケット 福島ロボテスで高校生大会、技術競う

手作りした自慢のロケットを飛ばす生徒ら=南相馬市・福島ロボットテストフィールド
福島県内のテクノアカデミーや県立高の教員らでつくる福島そらびと育成研究会は11日、南相馬市の福島ロボットテストフィールドでロケット打ち上げ大会「福島ロケットチャレンジ2023」を開いた。高校生が手作りした自慢のロケットを飛ばし、技術を競った。
宇宙に興味を持ってもらおうと初めて開催した。使用できるロケットは、火薬を動力源とし、全長30センチ以上重さ600グラム以下で、紙やプラスチックなどの金属以外の材料でできたものと規定。高度や滞空時間などに加え、ロケット内に仕込んだ卵をパラシュートを使って割らずに地上に降下させられるかなどを審査した。
大会には福島、福島工、小高産業技術の3校から4チーム16人が参加。生徒は先端に木材を使い壊れにくくしたり、スポンジで卵を覆ったりとそれぞれに工夫したロケットを用意した。強風により思うような飛行が難しかったものの、卵を割らずに成功すると、チームからは歓声が上がっていた。優勝は、福島と福島工定時制の合同チーム「ROCKET」だった。
参加した渡辺侑真さん=福島1年=は「良い記録が出て良かった。人工衛星を打ち上げるという夢に向かっての第一歩になった」とうれしそうに話した。
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