福島県旅行の参考に、ベトナム業者招く 視察ツアー開始

 
福島空港の国際線チェックカウンターを視察するベトナムからの参加者

 ベトナムの航空会社、旅行エージェントなど計10社を招いた福島県の視察ツアーが11日、4泊5日の日程で始まった。県の主催。福島空港発着の連続チャーター便や国際定期便運航の誘致につなげるのが狙いで、本県を巡る旅行商品の参考にしてもらおうと企画した。

 本県を訪れたのは、ベトナム航空などの航空会社2社と、ベトトラベルなど主要旅行会社5社、地元新聞社の担当者ら計14人。一行は11日、福島空港の国際線チェックカウンターなどを視察した。本県の概要や観光地の魅力などを紹介するセミナーも開かれた。

 一行は12~14日、双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館や会津若松市の鶴ケ城、下郷町の大内宿などを訪れるほか、JR只見線に乗車する予定。